Tomorrow is another day ～明日に希望を～

FFi Certified Master Casting Instructor Exam

　米国FFiのCasting Instructor Certification Program のMaster casting instructor試験が6年振りに日本で開催されました。

CI試験は岐阜県美濃市、THMCI、THCI、MCI試験は愛知県春日井市で行われました。

Rick Williams試験官とBill Higashi試験官によるMCI試験の様子

　僕が初めてCI試験を受験したのが2009年、結果は見事に不合格でした。仲間と一緒に受験し、仲間は皆合格で盛り上がるなか、僕はひとりショボーンとしてましたね。今、振り返ってもとても恥ずかしく懐かしいです。笑

ですから、試験でうまくいかなかった方々の気持ちはよく分かります。

しかし、あの日から15年、ようやくMCI試験にパスする事ができました。

　試験に取り組まれた事のある方は実感されていると思いますが、フライキャスティングを学ぶことはとても時間がかかります。

キャスティング動作のみならず、メカニズムの正確な理解、フライキャスティングに関する文献を読む、自分のキャスティング体験や感覚を理論と擦り合わせていくことは、とても膨大な時間を要します。まるで砂漠の砂粒をひとつひとつ拾い集めている様な感覚です。

また、キャスティング動作は継続しないと、身体の各関節・筋肉が微妙なコントロールをすぐに忘れてしまいます。

それはフライキャスティングが、「強い力で投げる＝良く飛ぶ」という事では無いからですね。

キャスティング練習を暫く空けてしまうと、力で投げようとしがちなことは、経験的に皆さん理解されていると思います。

『スムーズな加速とティップを直線的に動かす』

フライキャスティングのサブスタンスです。

　僕は決して器用な方では無いので、細かいコントロールをすぐに身につける事は得意ではありません。

何度も何度も時間をかけて繰り返し行う事で身体にインプットするタイプです。

時間をかけて、思考を変えて、練習方法を変えて試行錯誤を続ける遠回りな経験が、自分と同じ様なタイプの方へのアドバイスに繋がると思います。

サラッと習得できない事にもメリットがある訳です。これはある意味『財産』ですね。

　これまでこの試験に黙々と取り組んで来ましたが、時々は仲間に見てもらい意見して貰いました。

そのおかげで自分の出来ていない事に焦点を当てる事ができ、合格レベルに近づいた事は間違いありません。

キャスティング練習、試験準備に付き合ってくださったみなさん、本当にありがとうございました！

この半年、寝不足が続いたので、暫く身体を休ませてから、次のステージへ行こうかなと思います。

最後に試験の準備の過程で読みあさった文献からお気に入りの言葉です。

“The more you know, the more you realize how much you don't know. The less you know, the more you think you know.”

David T. Freeman

“知れば知るほど如何に自分が知らないかに気づく。

知らない自分に気付いたなら、知っていることをもっと深く考えなさい。”

デイビットティー、フリーマン

うりずんの風

“うりずん”とは、沖縄方言で春分から梅雨入りまでの過ごしやすい季節の事を言いますが、暑くも寒くも無く、年中このくらいの季節なら毎週ライズの釣りが楽しめるのになぁ〜

なーんて思う今日この頃でしょうか？笑

この季節に吹く‘うりずんの風’が遠いライズまでフライを届けてくれました。

みっつゲッツ

@長良川

今年も残すところ半月！

5月の長良川シーズンを終えてから、仕事の都合で釣りの頻度は減ったものの、まぁまぁ慌ただしく、そして楽しく釣りをしてました。

また行きたいあの場所

作りもののようで天然もの

夕焼けの美しさに見惚れた。

トロピカルなフィッシュ

初めてのフィールドも幾つか出かける事がありましたが、うまくいったり、うまくいかなかったり、、、

これも含めてフライフィッシングの楽しみだなー？笑

でも、まだまだあちこちにパラダイスはあると感じた一年でしたねー

来年はどんなサカナと出逢えるだろうかと、妄想しながら年の瀬をすごしますねー